ヴァルターの視線は、どこか歪んだ熱を帯びていた。
鏡の向こうに立つユリアン——かつてリリアが心から仕えていた若き主人——の姿を眺めながら、彼は唇の端をゆっくりと吊り上げた。
以前の若き主人の忠実なメイドを犯しているという背徳的な状況が、ヴァルターの興奮を異常なまでに掻き立てていた。
彼の息は荒く、股間の肉棒は痛いほど硬く脈打っている。
「……っ」
リリアは必死に声を押し殺していた。
喉の奥で震える喘ぎを、唇を強く噛んで抑え込む。
まだ心の奥底に、ユリアンへの純粋な想いが残っていた。
優しく名前を呼んでくれた声、触れられたときの温もり——それらが、今の自分とあまりにもかけ離れていることが、彼女の胸を激しく締めつける。
(だめ……私は……まだ……)
理性は確かに働いていた。
「ユリアン様の前で、こんな声を出すわけにはいかない」という拒絶の意志が、必死に快楽と戦っている。
しかし、ヴァルターの腰は容赦なく動き続けていた。
激しいバックのピストンが、リリアの最奥を何度も抉る。
肉と肉がぶつかる湿った音が、部屋に響くたび、リリアの体内から熱い蜜が溢れ、太ももを伝って滴り落ちる。
「……っ、やめ……」
言葉にならない喘ぎが、喉の奥から漏れ出る。
それでも——
「……ユリアン……っ」
思わず、名前がこぼれた。
助けを求めるように、縋るように。
その瞬間、リリア自身が一番驚いた。
(違う……違うのに……私は……)
ユリアン様への想いは、まだ確かに胸の奥に灯っている。
けれど、身体はそれを裏切るように敏感に反応し、ヴァルターの太い肉棒を受け入れるたび、甘い痙攣が背筋を駆け上がる。
ヴァルターはそんなリリアの反応を見て、さらに興奮を深めた。
彼の動きが激しさを増し、リリアの窄まりを容赦なく広げながら、最奥を叩き続ける。
やがて、ヴァルターの腰が強く引きつけられた。
「出る……!」
びゅるっ、びゅるるるっ……!
熱く大量の白濁が、リリアの奥深くに勢いよく注ぎ込まれた。
リリアの体がビクンと大きく跳ね、背中が弓なりに反る。
しかしヴァルターは、一度放出しただけでは満足しなかった。
彼はまだ硬く屹立した肉棒をゆっくりと引き抜き、リリアの体をひっくり返して今度は正常位に組み敷いた。
リリアの瞳が弱々しく揺れた。
「……もう……これ以上は……」
その声は、抗いというより、すでに甘く溶け始めていた。
ヴァルターはリリアの脚を大きく広げ、再び深く自身を埋め込んだ。
2回戦が、静かに、しかし激しく始まろうとしていた。