【官能小説】謎の風俗店

男は友人と久しぶりに酒を飲んですっかり酔っぱらってしまい、どこをどう歩いたのかわからないが、いつの間にかどこかの風俗店に入ったようだ。

店員になにやらサービスについて説明を受けたが、男はもはや酒のせいでなにも覚えておらず。
前金を払ってとにかく女のいる部屋へと案内されて入ったわけだが、なんだか女の様子が違っていた。

どう違うのか?

案内された部屋は薄暗いうえ若干カビ臭く、しかもベッドもなければ彼女が座っている椅子以外なにもない。
目の前にいる彼女は、そんな部屋とは対照的におよそ風俗とは無縁そうな真面目で清楚な感じの女の子だ、胸はかなり大きいが。

しかし店の嬢にも関わらず、ずっと無言でこちらを見ている。
こちらに対して警戒感のようなものを抱いている様子だ。

とはいえ男としては、せっかくお金を払ったわけだし、さっそくサービスを受けようと自ら手を伸ばし

[男]
「あの・・・、とりあえず胸揉んでいいですか?」

と聞いてみた。

すると

[女]
「初対面の人にそんなことできるわけないじゃないですか。」
「全くあなたは変態さんなんですね。」

とまで言われてしまった。

(こおおおおっちはよおおおお なぁけなしぃいの金を払ってんだよぉぉおおおお)

と思わず叫びたくはなったが、ふと入店する時店員がこちらの嬢の好みを聞いたとき
「まじめそうで清楚な感じ 巨乳な」といったことを男は思い出した。

[男]
『ははぁ、そうかつまりこれは・・・演技か!?』
『なるほどまじめで清楚な女の子がいきなり胸を揉ませるはずがないものな、うんうん』

最近の店の演技はすごいんだななどと感心しながらも、しかしこれでは何もできないじゃないかと白目をむきそうになる。

[男]
「まぁ、演技はいいとしても、こっちはお金払ってるんだし、いいよね?」

そういいながら男は再び彼女の胸に手を伸ばすと

[女]
「おっしゃってる意味がよくわかりません。」

とやはり拒否される。

どうも話がかみ合わない・・・。
彼女と男の間に気まずい空気が流れ始めた。

ドクンドクン!!

男の鼓動が激しくなる。
突然何が起きたのかわからないが、なぜか動悸が激しくなった。

身体の奥からじわりじわりと熱いものがこみあげてきて、吐息が荒くなっていく。
彼女も様子が違ってきている。

さっきより頬が紅潮し、自分のように息もあらい。

男は自分の激しい鼓動と吐息が、彼女の荒い吐息と甘い香りがまざるような感覚に襲われた。

気が付くと男はいきなり彼女の胸元に手を突っ込んでいた。