癌に初期症状は存在しない。
癌そのものは痛みを発さないし、癌細胞が小さければ、周りの組織に影響を与えないからだ。しかし、癌が進行し周りの組織・器官に圧迫・刺激することにより、症状は徐々に表れる。狭いスペース(声帯など)であればすぐに症状が出ることになるが、癌が広いスペースにできた場合、ある程度症状が進行していると考えて良い。
症状の一つである痛みは、最初不快感程度のものだが、症状が進行するにつれ徐々に増していく。また、癌が血管を破壊すれば出血するし、癌は栄養をたくさん使うので、疲れやすい状態となり、体重は減少しやせ細り、悪液質という状態になる。癌はどこに発生したかにより症状は異なるが、基本的には周りにある組織を破壊する。また癌は毒性物質をつくり体に様々な影響を与える。
前ぶれの1つ目は「朝起きたときのだるさ」です。
2つ目は「食欲の低下」
好きだったものが嫌いになったり、脂っこいものが食べられなくなったりすることもあります。
3つ目は「37度前後の微熱が続く」ことです。
たとえばあごの片側だけがしびれるのは乳がん、背中が冷える場合は肺がん、げっぷがよく出るのは食道がん、といった具合です。
そこでこのサイトではがんの前ぶれ・ガンの初期症状を部位別に紹介してみました。
大腸がん、胃がん、食道がん、肺がん、すい臓がん、乳がんなどの初期症状を知って、ガン発病の小さなサインを見逃さないようにしましょう!
各がんのなりやすいタイプも合わせて紹介しています。
がんという病気の性質を考えると、2つの特徴があります。一つは、何らかの塊を形成するということ、そしてもう一つは血管が多く組織ももろいので、出血しやすい傾向があるということです。
肺がん 咳と喀血
胃がん 食欲不振、胸焼け、げっぷの頻発、吐き気、胃もたれ、胃の不快感
胃がんはみぞおちに痛みを訴えることがかなり多く見られ、痛み自体は強いものではなく、鈍痛が多く、必ずしも食後などに限ったことではありません
大腸がん 下血(タール便、潜血便) お腹が張る