心筋梗塞 合併症

合併症【ある病気が原因となって起こる別の病気】

 狭窄【狭くすぼまっている】が生じた冠動脈【心臓の血管】の部位と発生からの時間で大まかに分別される。

 不整脈【一定の間隔で起こるはずの脈が乱れた状態をいう。】

 心筋梗塞【心臓の血管が詰まってしまい、心臓の筋肉が腐ってしまう病気。胸に激しい痛みが起こり長時間続く】による急性期【急激になった時期】の死亡の多くは発症後の不整脈【一定の間隔で起こるはずの脈が乱れた状態をいう。】による。急性期【急激になった時期】24時間以内に最も多く発生し、心筋梗塞【心臓の血管が詰まってしまい、心臓の筋肉が腐ってしまう病気。胸に激しい痛みが起こり長時間続く】の死因の第1位である。

 期外収縮【心臓が基本となる調律(リズム)による収縮より速く収縮が起こるもの。】

  ほとんどに合併する。

 心室細動【心臓の心室筋が無秩序に興奮し、血液を送り出すような収縮が生じない状態。一種の心停止。】

  左冠動脈【心臓への血管は左右に分かれている。そのうちの左】 (LCA) 梗塞【ふさがった状態】で特に前に生じやすい。発症後数時間以内に生じるものが多い。致死的な合併症【ある病気が原因となって起こる別の病気】である。

 房室ブロック【心臓の心房から心室に電気刺激が伝わらない、または伝わるのが遅くなる病気】

  右冠動脈【右側(自分の右手側)へ伸びる心臓への動脈、左もある。】 (RCA) 梗塞【ふさがった状態】の結果として伝導経路【右心房から心室へと続く、電気刺激の路】が障害されると起こる。洞房結節そのもの【心臓の右側(自分の右手側)にある細胞の塊で、自動的に一定の興奮で、心臓の動きにリズムをつくる】が障害されると Sick Sinus Syndrome (SSS) をおこしうる。